匿名で書き込みを行うことができるブログ、Q&Aサイト、口コミサイト等のWebサービス、または匿名で運営されている個人サイトはネット上に数多く存在します。
この匿名性がネットでの誹謗中傷や風評被害の温床となる原因となっています。
実際、企業の悪評や個人のプライバシーを侵害するような書き込みも多く、風評被害を被っているケースは珍しくありません。
しかし、誹謗中傷目的のブログやQ&Aサイトは、削除、もしくは検索結果の上位に出ないようにすることが可能です。
悪評/中傷サイト削除対策
悪評/中傷サイト
ブログ
ブログとは、正式にはウェブログといい、個人が日記などの情報を簡単にインターネット上に発信することができるWebサービスです。
簡単に発信できることから、誹謗中傷などの書き込みも少なくありません。
また、最近では、2ちゃんねるに書き込まれた内容をまとめた、2chまとめといったものとしても利用されています。
Q&Aサイト
Q&Aサイトとは、ユーザーが悩みや疑問などの質問を書き込み、この質問に対して他のユーザーが答えるWebサービスです。
Q&Aサイトでの質疑応答は時間の経過とともに、問題解決情報をまとめたデータベースとしてネット上で多くの人の目に触れられることになります。
間違っている解答も多いのですが、「ベストアンサー」と質問者から評価されている解答に対しては、人は心理的に正しいものと認識してしまいます。
つまり、万が一、誹謗中傷が解答として書かれ、それがベストアンサーに選ばれてしまうと、それを見た多くの人はその解答を正しいものとして信じてしまいます。
口コミサイト
口コミサイトとは、商品、人物、集団（企業・機関）、サービス他、物事に関する評判や噂を扱うインターネット上のサイトのことを意味します。
例えば、通常、テレビなどのマスコミが紹介するお店であると、マスコミという一つの媒体のみの評価であり、それは主観的な評価であることから信憑性が低くなります。
しかし、口コミサイトは複数の個人の主観的な評価を集積していることから、それは客観的な視点を作り、より信憑性が高い情報となっています。
このことから、多くの人がマスコミより口コミサイトの方を信頼している傾向があります。
つまり、万が一、口コミサイトに誹謗中傷が書かれると、それは信憑性の高い情報として閲覧者にインプットされることになります。
